【例文付き】展示会におけるお礼メールの構成と書き方。効果を最大化するポイントも
2026/2/25
展示会に出展した後、名刺交換をした来場者へのフォローアップは成果を左右する重要なステップです。見込み客(リード)との接点を持てる展示会への投資が拡大する中、展示会後のフォローアップの重要性も高まっています。
しかし「どんなメールを送ればいいのか」「一斉送信でも問題ないのか」「リードの確度によって文面を変えるべきか」といった疑問を持つ担当者も多いのではないでしょうか。
本記事では、展示会後のお礼メールの役割から、リードの確度別の例文、送付する際のポイントまで詳しく解説します。展示会の成果を最大化するために、ぜひ参考にしてください。
「展示会で獲得したリードをうまく活用できていない」「顧客の温度感がわからない」という方は、ぜひセルメイトへご相談ください。
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目次
展示会におけるお礼メールの役割
日本イベント産業振興協会の調査によると、2023年の展示会・見本市を含むイベント産業規模は、コロナ禍前の2019年比100.8%とほぼ同水準まで回復しています。
参考:一般社団法人 日本イベント産業振興協会「2023年イベント産業規模推計」
リードの獲得において、オフラインで他社とつながれる展示会は売り上げを伸ばせる重要な機会です。そして将来的な商談成立の成否を分ける展示会後のお礼メールには、大きく分けて2つの重要な役割があります。
- リードの確度向上
- 接点の維持
リードの確度向上
展示会で自社のブースに来てくれるということは、少なくとも導入の可能性があるということです。そのリードに対してお礼メールを送ることで、自社に少しでも興味づけができるため、リードの確度を上げることができます。
展示会という限られた時間の中では、十分に商品やサービスの魅力を伝えきれないことがほとんどです。お礼メールを通じて改めて自社の強みや価値提案を伝えることで、来場者の記憶に残り、導入検討の可能性を高められるのです。
得られたリードは、導入への温度感などでスコアリングしたうえで、スコア別の文面に調整することでより一層確度を向上させられます。(展示会での会話内容を基にしたリードのスコアリング方法については、この後の「展示会のお礼メールで最重要な「スコアリング」」で解説します)
接点の維持
展示会の来場者は、たとえ現時点での購買意欲が低くとも検討の余地はあるといえます。しかし、顧客は多くのブースを回っているため、自社のサービス・商品を忘れてしまう可能性が高くなるのも事実です。
ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスの研究によると、人の記憶は1日経つと75%を忘れてしまうことが明らかになっています。
ひとたび忘れられてしまうと導入の可能性は0になるため、お礼メールは自社を少しでも顧客の記憶に残すために効果的な手段だといえるのです。
展示会後は、競合他社も積極的にフォローアップを行っています。そのなかで自社を選んでもらうためには、素早いレスポンスや展示会での具体的な会話内容の記載、顧客にとって有益な情報の提供など、差別化されたアプローチが必要です。
印象に残るメールの作り方は、この後の「展示会におけるお礼メールの作成ポイント」で解説しています。
展示会のお礼メールで最重要な「スコアリング」
展示会後のメール送信はスピード勝負ですが、同時にリードの温度感・ターゲット性に応じてメールの送信順番を変更する必要があります。「温度感・ターゲット性」を基にリードをランク分類し、それぞれに適したアプローチを行うことが重要です。
- Sランク:当日or翌日必須
- Aランク:翌日〜3日以内
- Bランク:1週間以内
Sランク|当日or翌日必須
Sランクに該当するリードは、展示会という接点の場において、すでに課題認識や検討意向が明確になっている確度の高い状態にあるリードです。
Sランクに該当する具体例としては、
- その場で日程調整の話が出た
- 具体的な業務課題や期限感を伴う悩みを共有してくれた
- 明確に「検討中」と発言した
など、相手の意思決定プロセスはすでに動き始めていると判断できます。この段階のリードに対しては、展示会後のフォロースピードで結果が左右されます。
なぜなら、相手は同じ展示会内で複数の競合企業と接触しており、各社がほぼ同じタイミングでアプローチを仕掛けてくるためです。そのため、Sランクリードには展示会当日、遅くとも翌日中に必ずお礼メールを送りましょう。
Aランク|翌日〜3日以内
Aランクに該当するリードは、自社のターゲット領域に該当し、展示会での反応から一定の関心や親和性があると確認できたリードです。
Aランクに該当する具体例としては、
- 自社のターゲット業界・企業規模に該当している
- 近い将来に導入や検討を開始しそうな温度感がある
- 展示会での会話がまずまず盛り上がり、具体的な質問があった
など、「現時点では明確な意思決定段階には至っていないものの、潜在的なニーズや関心が見られる」状態です。この段階のリードに対しては、記憶が鮮明なうちに接点を持つことで、自社のことを思い出してもらいやすいため、3日以内にお礼メールを送ってください。
関心が薄れる前に適切なタイミングでアプローチできれば、その後の関係構築もスムーズな構築がしやすくなるでしょう。
Bランク|1週間以内
Bランクに該当するリードは、ターゲット条件には合致しているものの、現時点では具体的な検討時期や課題感が明確になっていないリードです。
Bランクに該当する具体例としては、
- 業界や企業規模はターゲット条件内に該当している
- 展示会では名刺交換や簡単な会話にとどまった
- 「興味はあるが、まだ検討段階ではない」といった反応だった
など、将来的には顧客になる可能性があるものの、短期的な商談化は見込みにくい状態です。検討意欲が低い段階で強く営業を仕掛けると、かえって距離を置かれるリスクがあり、将来の検討機会を逃してしまう可能性があります。
この段階のリードに対しては、まずは「忘れられない存在」として記憶に残ることを優先します。無理に案件化を急ぐのではなく、中長期的な関係づくりを意識したアプローチを意識しましょう。
展示会におけるお礼メールの作成ポイント
各ランクで効果的なお礼メールを作成するために、以下のポイントを押さえましょう。
- 展示会で話した内容を入れ込む
- 写真などブースを思い出せるものを添付する
- アクションを促すCTAを設置
展示会で話した内容を入れ込む
お礼メールは単なる定型文で終わらせず、展示会ブースでの実際の会話内容を具体的に盛り込みましょう。実際の展示ブースの内容や案内などを盛り込んでおくと、来場者も自社や自社商品を思い出しやすく、より強く印象付けることができます。
例えば、「○○様から『現場からの報告がうまくいかない』という課題をお伺いしました」といった具体的な会話内容を盛り込むことで、パーソナライズされたメールになります。
ヒアリング内容をメールに反映させるためには、展示会当日にブースでの会話内容を記録しておくことが不可欠です。
メモ帳などに会話内容を書き留めたり、スマートフォンで音声メモを取ったり、CRMに即座に入力したりといった形で、事前に情報を失わない仕組みを整えておきましょう。
また複数名で来場された場合は、同行者の役職や関心事項もメモしておくと有効です。「部長の○○様も同席されており、導入スケジュールについてご質問いただきました」といった情報は、社内での検討状況を把握する手がかりになります。
ただし、会話内容を記録する際は、相手が話した順番や文脈も意識しましょう。「最初は興味が薄そうだったが、事例を紹介したら前のめりになった」といった温度感の変化も、フォローアップの戦略を立てる上で貴重な情報です。
写真などブースを思い出せるものを添付する
展示会の来場者は多くのブースを回る為、自社のサービスを覚えてないことも多いです。そのため、お礼メールには自社製品のことを思い起こしてもらえる画像などを添付しましょう。
具体的には、以下のような素材をメールに添付すると効果的です。
- ブース全体の写真(自社ブランドや雰囲気が伝わるもの)
- 展示していた製品・デモ画面の画像
- 来場者が実際に体験した機能のスクリーンショット
視覚情報を添付することで、「あのブースか」と思い出してもらえる確率が向上します。また、画像は文字だけのメールよりも開封後の印象に残りやすく、競合他社との差別化にもつながるといえるでしょう。
また写真を添付する際は、「IMG_1234.jpg」のような自動生成された名称ではなく「○○展_弊社ブース_製品デモ.jpg」といった分かりやすい名称にすることで、相手がファイルを開く前から内容を把握できます。
アクションを促すCTAを設置
見込み顧客が次にとるべき行動がわからなければ、コンバージョンにはつながりません。そこで、お礼メールにはホワイトペーパーの紹介や問い合わせフォームなど、見込み度合いに合わせた次のアクションを明示します。

展示会の時点で導入への温度が高いSランクのリードに対しては、「具体的な相談の場を設ける」という直接的なアプローチが相手のニーズに合致します。また競合他社も同じタイミングでアプローチしていると考えられるため、スピード感を持って商談機会を確保することが受注確度を左右します。
興味はあるものの本格的な検討段階には入っていないAランクのリードに対しては、「判断材料を提供する」というスタンスが重要です。
この段階で商談を強く促して「まだ検討していないのに急かされている」という印象を持たれると、心理的な距離が生まれてしまいます。一方で何もアクションを促さないと、自社のことを忘れられてしまうリスクがあります。「押し売り感」を出さずに、資料送付を通じて相手の検討プロセスをサポートする姿勢が信頼構築につながります。
Bランクのリードは、現時点では具体的な導入時期が見えておらず、「情報収集段階」にとどまっています。ウェビナーの案内といった押し付けがましさが少ない形で、まずは「中長期的に接点を持ち続ける」ことを優先しましょう。
展示会におけるお礼メールの構成
展示会後のお礼メールは、大量の競合メールの中で読まれ、相手に行動を促すという難易度の高いコミュニケーションです。このような状況下で成果を出すには、メール全体の構成を整えることが不可欠です。
またメールの構成を標準化することで、メール作成の効率化と品質の安定化も可能になります。展示会後は短期間で大量のお礼メールを送る必要があるため、毎回ゼロから考えていては時間が足りません。
基本構成をテンプレート化しておけば、展示会で直接聞いた課題感の反映など個別のカスタマイズに集中できるため、パーソナライズの質にも直結します。
お礼メールには基本的な構成があります。この構成に沿って作成することで、漏れなく必要な情報を伝えることができます。
| 構成要素 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 件名 | 展示会名と自社名を明記 | 簡潔で分かりやすく(30文字以内) |
| 冒頭の挨拶 | 来場または面談への感謝 | 展示会名を明記し、具体的に |
| 本文 | 展示会での会話内容、提案・価値提供 | パーソナライズを徹底 |
| CTA | 次のアクション | リードの確度に応じて変更 |
| 署名 | 会社名、部署名、氏名、連絡先 | 連絡しやすい情報を記載 |
上記の構成を踏まえた上で、基本的なお礼メールの例文は以下のとおりです。
【基本的なお礼メールの例文】
【件名】
【○○展】ご来場のお礼|株式会社△△
【本文】
〇〇様
いつもお世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
先日は「○○展」にご来場いただき、誠にありがとうございました。
弊社ブースにお立ち寄りいただき、貴重なお時間をいただけましたこと、心より感謝申し上げます。
〇〇様より、「現場からの報告が円滑に行えていない」という課題をお伺いし、弊社サービスがお役に立てる可能性を感じております。
ご参考までに、弊社サービスの詳細資料を添付させていただきます。ご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にお申し付けください。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
――――――――――――――――
株式会社△△
□□部 □□
TEL: 000-0000-0000
MAIL: xxxxx@example.com
URL: https://example.com
――――――――――――――――
このメールでは、一見して内容が分かるよう展示会名と社名を30文字以内で明記しています。さらに、本文では来場への感謝を具体的に述べつつ、「現場からの報告が円滑に行えていない」という実際の会話内容を引用し、徹底したパーソナライズ実現しています。
さらにCTAとして詳細資料を添付し、リードの確度に応じた適切な次のアクションを提示しています。そして署名には会社名・部署名・氏名・連絡先が漏れなく記載され、相手が返信や問い合わせをしやすい文面に整えられています。
ここまで展示会終了後のお礼メールの構成やポイントについて紹介しましたが、リードの温度感が高まったところで的確な提案を行うためには、こうした取り組みを実践できる組織体制やノウハウなどが不可欠です。
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展示会後の確度別お礼メールテンプレート
お礼メールでは、リードの確度に応じてメールの内容とアプローチ方法を変えることが重要です。以下、確度別の例文をご紹介します。
- 確度が高い顧客に送るメール例文
- 確度が低い顧客に送るメール例文
- 確度がわからない顧客に送るメール例文
確度が高い顧客に送るメール例文
確度が高い顧客には、具体的な商談日程の提案を行います。
【件名】
【〇〇展】ご面談のお礼と商談日程のご相談|株式会社△△
【本文】
〇〇様
お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
先日は「〇〇展」にて貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様より、「現場からの報告がうまくいかない」という課題をお伺いし、弊社サービスがお役に立てる可能性を感じております。
つきましては、より詳細なご提案をさせていただきたく、改めてお打ち合わせのお時間をいただけますでしょうか。
【候補日程】
・〇月〇日(〇)〇〇:〇〇〜
・〇月〇日(〇)〇〇:〇〇〜
・〇月〇日(〇)〇〇:〇〇〜
上記以外でもご都合の良い日時がございましたら、お気軽にお申し付けください。
ご多用中恐れ入りますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
――――――――――――――――
株式会社△△
□□部 □□
TEL: 000-0000-0000
MAIL: xxxxx@example.com
URL: https://example.com
――――――――――――――――
このメールでは、件名に「ご面談のお礼と商談日程のご相談」と記載し、メールの目的が商談の設定にあることを明確にしています。
本文では「現場からの報告がうまくいかない」という実際の会話内容を引用してパーソナライズしつつ、「より詳細なご提案をさせていただきたく」と具体的な価値提供を約束するという形を取っています。
CTAとしては3つの具体的な日程候補を提示することで、相手が「検討する」のではなく「選ぶ」だけで済む状態を作り、商談設定のハードルを下げているのも特徴です。
さらに「上記以外でもご都合の良い日時がございましたら」と柔軟性を持たせることで、押し付けがましさを軽減し、相手が返信しやすい文面に整えられています。
確度が低い顧客に送るメール例文
確度が低い顧客には、無理にアポイントを迫らず、有益な情報を提供することで接点を維持します。
【件名】
【〇〇展】ご来場のお礼|株式会社△△
【本文】
〇〇様
お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
先日は「〇〇展」にご来場いただき、誠にありがとうございました。
弊社ブースにお立ち寄りいただきお話しできましたこと、心より感謝申し上げます。
今後〇〇様のお役に立てる情報がございましたら、随時ご案内させていただければと存じます。
また、来月開催予定のウェビナー「〇〇業界における業務効率化の最新トレンド」にもご興味がございましたら、ぜひご参加ください。
【ウェビナー情報】
日時:〇月〇日(〇)〇〇:〇〇〜
詳細・お申し込み:https://example.com/webinar
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
――――――――――――――――
株式会社△△
□□部 □□
TEL: 000-0000-0000
MAIL: xxxxx@example.com
URL: https://example.com
――――――――――――――――
このメールでは、件名の時点で商談や提案といった営業色を一切出さない配慮がされています。本文では柔らかいトーンで好印象を与えつつ、「今後お役に立てる情報がございましたら、随時ご案内させていただければ」と緩やかに接点を維持する姿勢を示しています。
CTAとしては直接的な商談ではなくウェビナー案内を提示することで、相手にとって有益な情報提供型のアプローチを実践。
さらに「ご興味がございましたら」という表現で選択の自由を与え、押し付けがましさを排除することで、中長期的な関係構築を優先した文面に整えられています。
確度がわからない顧客に送るメール例文
展示会で情報を聞き出せず、名刺交換のみで終わってしまう可能性も少なからずあります。確度がわからない顧客には、まず反応を見るためのメールを送信します。
【件名】
【〇〇展】ご来場のお礼と資料のご送付|株式会社△△
【本文】
〇〇様
お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
先日は「〇〇展」にご来場いただき、誠にありがとうございました。
弊社ブースにお立ち寄りいただきお話しできましたこと、大変嬉しく思っております。
弊社は、◆◆サービス「〇〇〇〇」を展開しており、 ××業界を中心とした幅広い支援実績がございます。ご参考までに、弊社サービスの概要資料を添付させていただきます。
また〇〇業界での導入事例もございますので、ご興味がございましたらお気軽にお申し付けください。
【添付資料】
・サービス概要資料
・導入事例集
ご不明な点やご質問がございましたらお気軽にお申し付けください。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
――――――――――――――――
株式会社△△
□□部 □□
TEL: 000-0000-0000
MAIL: xxxxx@example.com
URL: https://example.com
――――――――――――――――
このメールでは、件名で「ご来場のお礼と資料のご送付」と情報提供型のアプローチであることを明示しています。
本文では相手の具体的な課題には触れず、サービスや業界といった自社の基本情報を簡潔に紹介することで、相手が関心を持つかどうかを見極める内容になっています。
またCTAとしては相手が興味のある情報を選べる状態を作りつつ、「ご興味がございましたらお気軽に」という柔軟な表現で心理的なハードルを下げています。
商談提案でもなく単なる挨拶でもない、中立的なトーンに抑えて相手の反応を引き出すことを目的とした文面が特徴です。
このメールを送信後、3日〜1週間を目安にホワイトペーパーへの動線を送って反応を見ることで、リードの確度を測ることができます。
インサイドセールスを中心として行うメール営業は展示会に限らず、顧客の購買意欲を高めるために継続的に顧客へアプローチを重ねるナーチャリング(顧客育成)などの戦略でも重要です。
こうしたメール営業の成功ポイントについては以下の記事でまとめているので、「インサイドセールスにおけるメール営業の例文が知りたい」「基本の流れが知りたい」という方はぜひご覧ください。
参照記事:インサイドセールスのメール営業を成功させる5ステップ。パターン別のメール例文も紹介
展示会のお礼メールを送付する際のポイント
お礼メールの効果を最大化するために、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- 土曜日にメールを送る
- 一斉送信は必ず避ける
- 最終的にはインサイドセールスの実施が不可欠
土曜日にメールを送る
展示会は平日に行われることが多いため、来場者は通常業務を止めて展示会に足を運びます。そのため、土日に出社して通常業務を行う際にメールをチェックする担当者が意外と多くいます。
そのため、週末に展示会が行われた際は金曜夜や土曜日にお礼メールを送信することで、担当者の目に留まる可能性が上がるのです。月曜日に送信している企業に差をつけるには、必須のアクションだといえるでしょう。
日本におけるメルマガの平均開封率は約31%とされています。しかし、展示会後という「接点が生まれた直後」で、かつ土曜日という競合が少ないタイミングでは、通常のメルマガよりも高い開封率が期待できます。
| 地域(国) | 平均開封率 | 平均クリック率 | 平均エラー率 | 平均配信停止率 | 平均迷惑メール報告率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本 | 31.75% | 1.30% | 0.90% | 0.15% | 0.01% |
| 中国 | 28.68% | 0.68% | 6.51% | 0.14% | 0.08% |
| UK | 10.59% | 1.63% | 9.15% | 0.24% | 0.11% |
| アメリカ/カナダ | 29.48% | 1.18% | 7.19% | 0.19% | 0.14% |
| 東南アジア | 14.43% | 0.39% | 1.11% | 0.18% | 0.03% |
参考:平均メール開封率・クリック率レポート (2024年度版) 業種別・地域別(国別)の最新情報
一斉送信は必ず避ける
顧客は展示会で多くの企業と名刺交換をしており、自社のことを覚えていることは稀です。そのため、顧客ごとに最適化されていないメールテンプレートをそのまま送信しても、思い出してもらうことはかなり厳しいといえます。
メール営業においては、顧客の課題や求めていることがある程度把握できている状態で、その内容に即したメールを送ることが重要なのです。
そして何より、画一的な対応は企業の印象を悪くする可能性があります。展示会では、名刺交換時やブースでの会話で得た情報をメモしておき、それを基にしたメールを1社ごとに送りましょう。
たとえば「現場からの報告がうまくいかない」と課題を聞いた場合は、メールで「報告業務の効率化に関するご提案」と具体的に触れたり、「来年度の予算で検討したい」という話が出た場合は「来年度に向けた導入スケジュールのご相談」といった形をとったりして会話内容を反映させます。
他にも、「部長の承認が必要」と聞いた場合は「上司の方へのご説明資料もご用意できます」、「競合他社も検討中」と聞いた場合は「他社様との比較資料もお送りできます」といった形で、相手の状況に応じた提案を盛り込むことが効果的です。
最終的にはインサイドセールスの実施が不可欠
どのようなメールを送信したとしても、すぐに商談につながる可能性は低いです。そのため、地道にインサイドセールスを実施しておくことが重要だといえます。
お礼メールはあくまで「最初の接点」であり、その後の継続的なフォローアップが商談化の鍵を握ります。具体的には、以下のようなアプローチが有効です。
| 施策名 | 対象・内容 | 具体的なアクション |
|---|---|---|
| フォローコール | Sランク・Aランクのリード | メール送信後、優先度の高い層へ積極的に電話でアプローチを実施。 |
| 長期ナーチャリング | Bランク(中長期検討)のリード | すぐに商談化しない層に対し、定期的な情報提供を行い関係を維持。 |
| 再リスト化 | アプローチ済みリード | 一度反応がなかったリードも、時期を改めて再度アプローチ対象に設定。 |
| スコアリングの見直し | 全リード(行動ログに基づく) | メールの開封やクリック率を基に、最新のリード確度を再評価。 |
展示会で獲得したリードは貴重な資産です。メール送信で終わらせず、インサイドセールス活動を精力的に続けることで、商談化・受注につなげていきましょう。
こうしたインサイドセールス組織の立ち上げ方については、こちらの記事で詳しく解説しています。商談会に限らず、商談数を安定的に増やしたいという方は是非ご一読ください。
参照記事:インサイドセールス立ち上げの完全ガイド。BDR組織の33チェックリスト付き
とはいえ、展示会後のお礼メールから継続的な関係を構築して商談につなげるというアプローチは、費用・時間のリソースが限られている企業では実行しにくいのが現実です。
プッシュ型インサイドセールスを代行するセルメイトでは、「日々の業務に追われ、顧客の温度感や状況を整理できていない」「個別に文面を考えている余裕がない」という方の支援も行っています。ぜひセルメイトへご相談ください。
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メール施策の実行は「セルメイト」へ
展示会のお礼メールは、リードの確度を高め、接点を維持するための重要な施策です。自社ブースの内容や印象が記憶から消える前にパーソナライズされたお礼メールを送り、展示会後のフォローアップを戦略的に実施して、顧客の確度に応じた適切なタイミングと内容でアプローチすることが、差別化のポイントとなります。
展示会後のフォローアップは重要ですが、「メール作成に時間がかかる」「リードのスコアリングが難しい」「継続的なフォローアップのリソースがない」といった課題を抱える企業も多いのではないでしょうか。

セルメイトはBtoBサービスに最適化されたプッシュ型インサイドセールスを構築し、リードの獲得から評価・育成・商談設定まで一気通貫で支援します。
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