インサイドセールスのメール営業を成功させる5ステップ。パターン別のメール例文も紹介
2025/12/4
「インサイドセールスにおけるメール営業の例文が知りたい」「そもそもメールの作り方がわからない」という方も多いでしょう。
インサイドセールスにおけるメール営業は、基本となる流れと考え方を押さえれば、誰でも効果的なメールを作成可能です。特に、相手の状況を理解したうえで、丁寧な導入とわかりやすい提案を組み合わせるだけで返信率は変わります。
そこで本記事では、
- インサイドセールスのメール営業が重要な理由
- メール営業を導入する際の5ステップ
- インサイドセールスのメール営業例文
を紹介します。メールの作成方法がわからないという方は最後までご覧ください。
「メールを送っても反応が返ってこない」「文面を工夫しても返信率が上がらない」と悩んでいる方は、セルメイトへご相談ください。
インサイドセールスのメール営業は、ただ文章を整えて送るだけでは成果が出づらく、実際には複数の要素がそろって初めて商談につながる仕組みができあがります。しかし、自社だけで再現するのは難しく、改善のポイントが曖昧なまま毎月のメール施策を繰り返してしまう企業も少なくありません。
セルメイトでは、1万社以上のデータをもとに、御社の状況に合わせて開封率・返信率・商談化率を高める実践的なメール設計をご提案いたします。
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目次
インサイドセールスのメール営業とは?
インサイドセールスのメール営業とは、メールを中心とした非対面のコミュニケーションを通じて見込み顧客との関係を築き、商談化や受注につながる接点をつくる営業手法です。相手の状況に合わせて情報提供・課題提起・次のアクション促進を段階的に行えるのが特徴です。
メールには主に3つの種類があり、
- 商品説明を一斉に届ける「メルマガ」
- 自動で段階的に配信される「ステップメール」
- 特定の業種・属性・行動履歴に合わせて最適な内容を届ける「セグメントメール」
これらを使い分けることで、見込み顧客の温度感に合わせた接触が可能になります。
特にインサイドセールスでは、単にメールを送るのではなく「見込み客が今どんな情報を求めているのか」を踏まえて文章を組み立て、必要なタイミングで必要な情報を届けることが重要です。
インサイドセールスのメール返信率・開封率
インサイドセールスで行うメール営業の成果を測るうえで重要な指標になるのが、
- 開封率
- 返信率
です。2つの指標は見込み顧客がどの程度内容に興味を持ち、次のアクションにつながる接点づくりができているかを把握するための基準になります。以下は平均的な指標です。
| 指標 | 平均値(一般的な目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 開封率 | ・約18〜22%(一般メール) ・約27%前後(BtoB / コールドメール) | 30%以上で良好、45〜50%超えで非常に高評価とされるケースもある |
| 返信率 | ・約5〜6%(コールドメールの目安) | 1〜5%でも一般的には正常範囲 内容次第で10〜15%以上も狙える |
表の数値はあくまで指標として参考にしている平均値であり、「開封率が20%だから悪い」「返信率が5%だから失敗」という単純な判断はできません。
むしろ重要なのは、自社のメールがどの程度読まれ、どのくらい反応が返ってきているのかを継続的にチェックすること。その結果に応じて件名の変更、導入文の見直し、ターゲットリストの再精査などを行う改善プロセスです。
インサイドセールスのメール営業が重要な3つの理由
ここからは実際にインサイドセールスのメール営業が重要な理由を3つ紹介します。
- 相手のペースで読んでもらえるため頼関係を築きやすい
- 複数の見込み顧客に効率よくアプローチできる
- データを分析して営業戦略を改善しやすい
相手のペースで読んでもらえるため頼関係を築きやすい
インサイドセールスにおけるメール営業が重視される理由の一つは、電話営業のように突然相手の時間を奪うのではなく、読み手が「自分の都合が良いときに内容を確認できる」ということ。
受け取った人が落ち着いて情報を読み、必要に応じて検討や返信ができるため、営業側の押しつけ感が少なく心理的な負担を与えにくいのです。
特にBtoBのビジネスシーンでは、多忙な相手ほど電話に時間を割きにくく、短い隙間時間にメールだけ確認しておくケースも多いため、メール営業は「相手のペースを尊重しながら接点を作れる手段」として信頼関係の構築に向いています。
また、保存しておけば後から読み返すこともできるため、提案内容を伝えやすく、営業の押し売り感が薄まり、自然な形で関心を高めてもらいやすいアプローチとして活用されています。
複数の見込み顧客に効率よくアプローチできる
メール営業は、テンプレートの活用やCRM(顧客管理ツール)と連携することで、複数の見込み顧客に対して効率的に情報を届けられます。
対面や電話のように1人ずつ時間を確保する必要がなく、あらかじめ用意した文章を対象リストに応じて自動配信します。少ない工数で多くの見込み顧客との接点を生み出せるため、営業活動全体の生産性が向上するのです。
また、セグメントメールや、ステップメールを組み合わせることで、一人ひとりの購買意欲に合った情報提供が可能になり、営業担当者がつきっきりでフォローしなくても自然と商談化の確度を高められる仕組みが作れるのもメリットです。
データを分析して営業戦略を改善しやすい
インサイドセールスにおいてメール営業が強みを発揮するのは、開封率・クリック率・返信率といった行動データを細かく取得できるため、「どの内容が見込み顧客に響いたのか」を客観的に判断し、営業戦略を数字に基づいて改善していける点です。
電話や対面営業では、相手がどこまで話を理解したか、興味を持ったのかが曖昧になりがちですが、メールは数値として可視化できるため、
- 件名
- 導入文
- 資料リンク
などのどこが成果につながっているかを分析し、改善を重ねながら精度の高いアプローチを組み立てやすくなります。
また、CRMやMAツールと連携すれば、顧客ごとの行動履歴に合わせて適切なタイミングでメールを届けることもでき、結果として商談化率の向上や営業効率の改善が期待できます。
インサイドセールスにおけるメール文の構成
メールを作成する前には、インサイドセールスにおけるメール文の構成を理解しておく必要があります。構成がバラバラだと相手に何が言いたいのか、どう行動して欲しいのか伝わらないからです。
原則は以下の構成でメール文を作成しましょう。
| 構成要素 | ねらい・役割 | 資料内の該当ポイント |
|---|---|---|
| ①件名 | 相手が「開封する理由」をつくる。資料内の成功例でも課題に関連するワードが刺さりやすい | 「to beメール」で課題に寄せた文言が効果的と記載 |
| ②冒頭あいさつ | 読む負担を減らし、自然に本文へ誘導する。営業感を抑える役割 | 「資料送付メール」実例で非常に簡潔な導入が使われている |
| ③結論・目的 | 「なぜ連絡したのか?」を1行で伝え、即理解させる。資料送付のご連絡・事例共有などが有効 | 資料送付を理由にすることで次回架電の理由を作る重要性を強調 |
| ④課題の再提示 | 電話で聞いた内容や想定課題を再提示し「自分のことだ」と思ってもらう | 「to beメール」で課題→改善後の状態をセットで提示 |
| ⑤解決策・to be | 導入後どうなるか(to be)を具体的な事例とともに伝えるのが最も商談化しやすい | 「事例」があると面談希望が10%増加と記載 |
| ⑥資料(またはリンク) | 「Give」によって警戒心を下げ、次回架電につなげる | 「まずは資料をお送りさせてください」が効果的 |
| ⑦次の一歩(質問・返信依頼・電話予定) | 相手に最小限のアクションを求める。強制せず軽い一歩が鉄則 | 「資料届いていますか?」が次回架電の理由として機能 |
メールの構成で気をつけることは、「役立つ情報の共有」と「必要であれば話せる」という姿勢を必ず同時に示すことが大切です。
情報だけ送り続けると単なるメルマガになり、逆に商談の依頼だけを続けると押し売り感が出てしまいます。お客様の検討段階は日ごとに変わり、営業側が「今が商談のタイミングかどうか」を正確に判断するのは不可能です。
だからこそ、毎回のメールで「参考になる内容」と「気軽に相談できる導線」をセットで示しておくことで、お客様が話を聞きたいと思った瞬間にスムーズにアクションでき、商談機会の取りこぼしを防ぐことができます。
インサイドセールのメール営業を導入する際の5ステップ
ここからは実際にインサイドセールスのメール営業を導入するステップを5つ紹介します。
- まずは「誰に届けるか」を決める
- 送り先リストは質を意識する
- KPIを設定する
- 件名と本文で読みたいと思わせる工夫をする
- KPIを確認してPDCAを回す
1.まずは「誰に届けるか」を決める
メール営業を始めるうえで、まず取り組むべきなのは「誰に送るのか」をはっきりさせることです。どんなに丁寧に文章を作り込んでも、受け取る相手がサービスに興味を持たない層であれば、そもそもメールを開封してもらえません。
だからこそ、最初に自社のサービスを必要としそうな顧客像をできるだけ具体的に描くことは必須です。
例えば、
- ITコンサル企業の部長クラス
- 製造業で人材育成に課題を抱える管理職
- 業務効率化を担当する情シス部門
といったように、業界や役職、抱えている課題までイメージすると、メールの内容に統一感が出て反応率も高まります。また、同じ会社の中でも検討段階はまちまちのため、「導入を検討し始めたばかりの相手」と「比較表を欲しがる相手」では求める情報が違い、送るメールも変わります。
実際、ターゲットが曖昧なままメール営業を続けると、どれだけ配信数を増やしても返信がほとんど返ってこないという状況になりがちです。
2.送り先リストは質を意識する
メール営業で必要な送り先リストですが、量を意識する企業は多いです。しかし、どれだけ数を遅れても開封されなければ意味がありません。メールの文章以上に、リストの質が反応率を決めてしまうことが多いです。
というのも、企業では異動や組織変更が頻繁に起こるため、少し古いリストをそのまま使うだけで宛先不明が大量に発生し、結果的に迷惑メール扱いされるリスクが高まるからです。
精度の高いリストを維持するには、こまめなメンテナンスが必要に。たとえば、配信前にテスト送信を行い、バウンスしたアドレスはその都度削除しておくこと。また、
- 過去に資料請求をした相手
- 名刺交換をした相手
- ウェビナーに参加した相手など
何かしら興味を示した人は優先的にリストへ残し、逆に長期間反応のない相手は別フォルダで管理するなど、温度感に応じた整理をしましょう。
3.KPIを設定する
メール営業は「送って終わり」ではなく、数字を見ながら改善していくことが必要です。そのため、実施前にどんな指標で成果を見るのかを決めておくことが大切に。
KPIの指標として設定されるのは以下の通りです。
| KPI項目 | 内容・意味 | 何がわかる指標か |
|---|---|---|
| 配信数 | 実際に送ったメールの総数 | 全体のアプローチ量 |
| 到達率 | 配信したメールのうち、エラーなく届いた割合 | リストの質やドメイン評価の健全性がわかる |
| 開封率 | 到達したメールのうち開封された割合 | 件名の良し悪し・送付タイミングの適正が判断できる |
| クリック率 | 開封されたメールのうち、URLがクリックされた割合 | メール内容の興味喚起の強さや資料訴求の精度を確認できる |
| 返信数(返信率) | 返信が返ってきた件数または割合 | 内容の共感度・課題訴求の適正。商談につながる濃い反応の指標 |
| 商談化数 | 返信・クリックなどの反応から実際に商談に至った数 | 最終成果に直結する数字 |
たとえば、
- 商談獲得を増やしたい→「返信率」を注視
- 資料閲覧を増やしたい→「クリック率」が重要
といった具合です。
また、最終的に目指すゴールを決めたうえで、その途中にあるステップを数字で追えるように分解することで、どの段階に課題があるのかが見えるようになります。
・開封率が低い → 件名が弱い
・返信率が伸びない → メリットの伝え方に課題がある
など、数字が示す状況によって改善すべき箇所が整理されます。
ありがちな失敗は、指標を決めずにとにかく送ってしまうパターンです。この状態では、改善点も成果も判断できません。メール施策を正しく運用するためには、担当者だけの感覚に頼らず、チーム全体で「どの数字をどう伸ばすか」を共有する仕組みが必要になります。
4.件名と本文で読みたいと思わせる工夫をする
相手にメールを開いてもらえるかどうかは、ほぼ件名で決まります。短く、わかりやすく、相手にとってのメリットが一目で伝わるものにするのがポイントです。
【OK】
「〇〇に関するご相談」「来週の打ち合わせについて」 など、具体的な内容が伝わる表現
【NG】
「ご相談」「ご案内」などの曖昧な表現
「ご相談」「ご案内」などの曖昧な表現は避け、「〇〇に関するご相談」「来週の打ち合わせについて」など、具体的な内容が伝わる表現に置き換えるだけで開封率は変わります。
本文では、冒頭で「相手との関係性」や「メールを送った理由」を軽く触れると、読み手が内容を受け取りやすくなります。過去の接点があれば一言添えると効果的です。
5.KPIを確認してPDCAを回す
メール営業は、一度送って終わりではなく、数値を見ながら改善を繰り返すことで初めて効果が出ます。データを定期的に確認し、「何がうまくいっていて、どこが課題なのか」を振り返りましょう。
| フェーズ | 内容 | ポイント・例 |
|---|---|---|
| Plan(計画) | KPI・KGIを設定し、メール施策の仮説を立てる | 「〇曜日の午前に送れば開封率が上がるのでは?」など配信タイミングや件名の効果を予測する |
| Do(実行) | 仮説に基づきメールを送信し、配信数や到達状況を記録する | 実際に送信してデータを集めることが目的 |
| Check(検証) | 開封率・クリック率・返信率の数値をもとに、仮説通りかを分析する | 開封率が低ければ「件名」を、返信率が低ければ「本文・CTA」を見直す必要がある |
| Action(改善) | 分析結果を踏まえ、次回のメールへ改善点を反映する | 件名のA/Bテスト、セグメントごとの文面調整など、改善施策を実行し次のPlanへつなげる |
たとえば、件名の反応が悪いなら、
- 別の表現を試す
- 送信時間を変えてみる
- セグメントごとに文面を微調整する
など、小さな改善でも積み重ねると大きな差になります。
失敗しがちなパターンは、数値を追わないことです。「なんとなく良さそう」という感覚で続けてしまうと、改善の余地がどこにあるのかが見えません。
逆に、数値を必ず確認する習慣がつくと、「開封率が低い日は何曜日か」「返信が増えた文章にはどんな特徴があるか」といった気づきが得られ、メールの質は上がります。
ここまでインサイドセールスのメール文構成について紹介しましたが、「難しそう」「自社でメール文を作成する時間がない」という方は、セルメイトへご相談ください。
仮にメール文が上手く作成できたとしても、多くの企業が「メールは読まれているのに、具体的なアクションにつながらない」という壁にぶつかり、改善の糸口を掴めずに施策を続けてしまいます。
もしメールのその先を作れる仕組みが整っていないと感じたら、セルメイトが支援できます。以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。
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【パターン別】インサイドセールスのメール営業例文7選
ここからは実際にインサイドセールスのメール営業例文を7つ紹介します。パターン別に紹介していますので、どの状況で使用するか確認しながら参考にしてください。
- 資料請求後のメール
- 情報提供メール
- アポイント獲得メール
- セミナー参加後のメール
- 商談打診メール
- 導入事例共有メール
- 失注顧客向けのメール
資料請求後のメール
【件名】
【追加資料】◯◯業界向け事例のご共有です
【本文】
お世話になっております。 RECERO株式会社の平野です。
先日は資料をご請求いただき、誠にありがとうございました。 お送りした内容はご確認いただけましたでしょうか。
多くのお客様から「自社に近い業界の事例も見たい」とご要望をいただくため、 〇〇様の業界でよく挙がる課題と、その解決事例をまとめた追加資料をお送りいたします。
ご確認いただき、ご不明点や「もう少し具体的に知りたい」点などございましたら お気軽にご連絡ください。
引き続きよろしくお願いいたします。
資料請求後のメールで重要なのは、「請求してくれた理由にしっかり寄り添い、次のアクションにつながる追加価値を提供すること」です。例文では、まず資料を確認できたかどうかという軽い問い掛けから入ることで、相手がメールを自然に読み進めやすい空気を作っています。
また、単なるお礼だけで終わらせず、業界に近い事例や課題をまとめた追加資料を提示することで、「自分のために必要な情報を届けてくれている」という相手の納得感を引き出します。
営業色を強く出しすぎず、あくまで相手の検討を後押しする形にすることで、返信率やアポイントにつながりやすいフォローを実現できる点がポイントです。
情報提供メール
【件名】
【情報提供】最新の◯◯トレンド資料をお送りします
【本文】
◯◯株式会社 ◯◯様
お世話になっております。 RECERO株式会社の平野です。
本日は、〇〇様の業界でもお問い合わせが増えている 「最新の◯◯トレンド」に関する資料をお送りいたします。
すでにお持ちの資料とあわせてご確認いただくことで、 検討のイメージが掴みやすくなる内容となっております。
お時間のある際にご確認いただけますと幸いです。
何かございましたらいつでもお申し付けください。
情報提供メールでは、「売り込み感を最小限にしながら、相手が知らなかった気づきや判断材料を提供すること」がポイントです。例文では、冒頭で「最新トレンド」や「お問い合わせが増えているテーマ」といった相手に関係がありそうな切り口から入ることで自然にメールを読み進めてもらえる工夫をしています。
また、すぐの商談を求めず、あくまで検討のイメージをつかむための資料として渡すことで、情報提供メールの本来の役割である「接点維持」「信頼構築」「検討フェーズの前進」に自然につながります。
アポイント獲得メール
【件名】
【日程ご相談】15分ほどお時間頂けませんでしょうか
【本文】
◯◯株式会社 ◯◯様
お世話になっております。 RECERO株式会社の平野です。
資料をご確認いただきありがとうございました。 〇〇様のご状況を伺い、必要な情報を整理したうえで 改めてご提案できればと思いご連絡いたしました。
もし差し支えなければ、 15分ほどオンラインでお話しできるお時間をいただければ幸いです。
以下よりご都合の良い時間帯をご選択いただけます。
※URL※
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
アポイント獲得メールの肝は、「相手に負担をかけずに話してみても良いかもしれないと感じてもらう自然な提案」を行うことです。例文では、資料確認のお礼を添えてから状況を伺い整理したいという姿勢を示すことで、営業側の都合ではなく「相手のため」という文脈を作っています。
いきなり長時間の打ち合わせを求めるのではなく、15分という短時間を明示することで、相手の心理的ハードルを下げています。カレンダーリンクを添える形式は返信率が上がる工夫で、相手が行動しやすい環境を整えることがアポイントメールのポイントです。
セミナー参加後のメール
【件名】
【御礼】セミナー参加ありがとうございました|追加資料のご案内
【本文】
◯◯株式会社 ◯◯様
お世話になっております。 RECERO株式会社の平野です。
先日は当社セミナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。
当日ご紹介した内容に関連して、 参考になる追加資料をお送りいたします。
気になる点や、 「自社ならどのように活用できるか知りたい」などございましたら お気軽にお知らせください。
引き続きよろしくお願いいたします。
セミナー参加後のフォローメールは、「参加してくれたことへの感謝」と「次のステップにつなげる追加価値提供」を両立させることが大切です。まず丁寧な御礼から入り、セミナーの価値を振り返らせる文脈を自然に作成。
そのうえで、当日のスライドだけでなく関連資料を併せて送ることで参加者限定の特典のような印象を与え、満足度と関心を高める構造になっています。
商談打診メール
【件名】
【ご相談】お伺いした内容についてご提案させてください
【本文】
お世話になっております。 RECERO株式会社の平野です。
以前お伺いした課題内容について、 当社でご支援できる可能性があると感じ、ご連絡いたしました。
〇〇様の状況に近い企業様での事例も多数ございますので、 一度整理した資料をもとに、簡単にご説明できればと存じます。
ご相談ベースで構いませんので、
ご都合のよいタイミングがあればお知らせください。
商談打診メールでは、「一方的な売り込みではなく、以前の会話内容に基づいた自然な提案であることを示すこと」が成功率を大きく左右します。
例文では、以前ヒアリングした課題を起点に「支援できる可能性がある」と伝えることで、売り込みではなく課題解決の延長線上の打診として読んでもらえる構成になっています。
また、近しい企業の事例があることを軽く触れることで、「自分たちにも関係ありそうだ」と相手に想像させられる点がポイントです。強引にアポを迫るのではなく、相談ベースで案内することで、返信率を下げずに検討を前進させる自然な流れを作っています。
導入事例共有メール
【件名】
【導入事例】同業界での活用例をお送りします
【本文】
◯◯株式会社 ◯◯様
お世話になっております。 RECERO株式会社の平野です。
本日は、〇〇様の業界に近い企業様での 新しい導入事例を共有させていただきます。
同様の課題を抱えていた企業様が、 導入後どのように改善されたかをまとめた内容になります。
お時間のある際にご覧いただけますと幸いです。
気になる点があればいつでもお声がけください。
導入事例メールのポイントは、「自社の価値を相手に押しつけるのではなく、相手の状況に似た他社の実績を通じて納得感を生むこと」です。相手の業界に近しい企業での成功事例を提示することで、自分たちにも当てはまりそうという想像を自然に引き出す構造になっています。
営業の世界では、自社説明よりも他社の改善実績のほうが圧倒的に説得力があるため、このメールは検討フェーズを押し上げる効果が高いとされています。また、押しつけずに「気になる点があれば」と軽く誘導することで、相手に選択権を残しつつ次の接触につなげる点もポイントです。
失注顧客向けのメール
【件名】
【ご無沙汰しております】以前の件についてご共有です
【本文】
◯◯株式会社 ◯◯様
お世話になっております。 RECERO株式会社の平野です。
以前はご検討の機会をいただき、ありがとうございました。 その後のご状況に変化などございましたらお伺いできればと思い、 ご連絡いたしました。
当時いただいたご要望に関連する新しい事例や、 アップデート情報も出ておりますので、 必要であればご共有いたします。
無理にご提案することはございませんので、
お気軽にお声がけください。
失注顧客向けのメールは、「営業臭を一切出さず、相手の状況変化に寄り添う丁寧な再接触をすること」がポイント。
まず以前対応したことへの感謝を伝え、その後の状況をやわらかく確認することで、自然なコミュニケーションの流れを作っています。また、アップデート情報や新しい事例が出ていることを軽く触れることで、「前回より価値が増えているかもしれない」と相手に感じてもらいやすくしています。
インサイドセールスのメール営業におけるコツ
最後にインサイドセールスのメール営業におけるコツを3つ紹介します。
- ナーチャリング施策を実施する
- テンプレートを多用しない
- メールが読まれやすい時間帯・曜日を意識する
ナーチャリング施策を実施する
インサイドセールスでは、最初の1通で商談化を強引に取りに行くのではなく、何度か接点を重ねて相手の理解度と温度感を少しずつ高めていくナーチャリングが重要になります。
多くのケースで、相手はまだサービスを深く理解していなかったり、検討の優先順位が高くなかったりするため、いきなり「商談しませんか?」と提案しても返信が返ってこないケースがほとんど。
むしろ、初回のメールでは相手が興味を持てる情報や業界に近い事例を無理のない範囲で提供し、役に立つ存在と認識してもらいましょう。
このステップを踏むことで、相手の検討フェーズが自然に進み、「もう少し詳しく話を聞いてみようかな」という状態を作れます。
以下の資料では、セルメイトが実際に1万社に試して分かったメールナーチャリングについて具体的な方法や、どのようにナーチャリングを実施しておくのかを初心者にもわかりやすく紹介していますので、ぜひダウンロードしてみてください。
⇨1万社試してわかった!BDR施策における”メールナーチャリング”
テンプレートを多用しない
先ほど状況別のテンプレートを用意しましたが、テンプレを多用すると、相手に「自分宛てのメールではない」と見抜かれてしまい、開封率も返信率も低下してしまいます。
実際、業種・業界・企業規模・検討ステータスなどによって、課題や関心ポイントは異なるため、本来は一つの文面で全員に当てはめることができません。
例えば、製造業とIT企業では求めている情報が違い、経営者と現場責任者では重視するポイントも異なります。
そのため、テンプレートは「骨組み」程度にとどめ、
- 冒頭の書き出し
- 背景の一言
- 提案する内容
- 届けたい情報の切り口
など、最低限のパーソナライズを加えることが重要。小さな調整だけでも、相手が自分のためのメールだと感じられるようになり、結果としてメール施策全体の質も向上します。
メールが読まれやすい時間帯・曜日を意識する
メール営業は、どれだけ文章が良くても「読まれないタイミング」で送ってしまうと成果につながりません。そのため、相手がメールをチェックしやすい時間帯・曜日を意識しましょう。
PRTIMESが公表している「mail&スマホ閲覧率UP、メルマガ調査|20代はLINEやSNSも」によると、12時〜15時台が圧倒的に多い結果となりました。

出典:PRTIMES
もちろん、業種・業態によって読まれやすい時間帯は異なるため、テストをするのがおすすめです。また、同じ文章でも、時間帯が違うだけで反応率が倍以上変わることも珍しくなく、インサイドセールスではタイミング調整が施策の土台として重要です。
インサイドセールスのメール施策を含むコツについては以下の記事でわかりやすく解説していますので、あわせてご覧ください。
参照記事:インサイドセールスのコツ10選!BDR・SDR別に徹底解説
インサイドセールスのメール営業は「セルメイト」へ
インサイドセールスのメール営業は、単に文章を整えて送るだけでは成果につながらず、
- 誰に届けるのか
- どの情報を渡すのか
- どのタイミングで接触するのか
といった一連のプロセスを設計することが成果を左右します。まずは、送る相手を具体的にイメージし、必要な情報を分かりやすく届けるところから始めてみてください。
本記事を読んだ上で「インサイドセールスのメール配信の効果がない」「メール配信をして興味づけできても、その後のアクションがない」という方はセルメイトへご相談ください。

セルメイトは、課題別の事例共有や、反応率が高まるメール構成の型、適切な接触タイミングなど、成果につながる導線設計をお客様の状況に合わせて最適化。
もちろん、メール試作だけではなく、インサイドセールスの再構築〜施策実行まで一気通貫で支援します。以下のリンクからまずはお気軽にお問い合わせください。
⇨セルメイトへのお問い合わせはこちら